2009年9月28日月曜日

ほうろうのトレイ


木でもガラスでもなんでも、なぜか丸い大きなトレイが好きです。

一人のときのランチを素敵に盛ってうっとりするもよし、
大勢集まったときの大皿代わりにするもよし。

お店のディスプレイでも、
なぜか上に置かれている器や小物よりも先にトレイに目がいってしまうのです。

これは、倉敷意匠と野田琺瑯のコラボのほうろうの丸盆。






和菓子と急須に合いそう。うんうん。
お正月の食卓にも映えそう。うんうん。
と内なる声が自問自答したのでした。

一見して塗りのお盆のようでもありますが、
エッジのこの鋭さはやっぱり金属のものです。






黒い琺瑯、どこか北欧の雰囲気が漂っています。





2009年9月19日土曜日

いざキャンプへ


10日前からベーコン用のブロックにスパイスと塩を仕込み、






前日の夕方、キッチンから見えた夕焼けはそれは見事で期待は高まり、






その夜、換気扇のしたに浮かぶなぞの物体は、






ほっけの一夜干し。






全部シルバーウィークの下準備!!

というわけで、2泊3日のキャンプに行ってきます。



2009年9月18日金曜日

偶然のマロンプリン


栗の渋皮煮を作るとき、
一番集中しなければならないのは鬼皮をむくときだと思います。

ちょっと深く包丁を入れすぎて渋皮にまで切れ目を入れてしまうと、
ほらこの通り。






何度も茹でこぼす段階でどんどんその傷からふやけて
中の栗がのぞいてしまいます。

そうなるともうアウト、失敗栗くんたちはそこで脱落。
結局8個の栗が渋皮煮になることなく
生クリームと一緒にバーミックスにかけてペーストになりました。

パステルのなめらかプリンのレシピを参考に、
最後にその栗ペーストを加えてプリンを焼いてみました。






偶然の産物なのですが、
焼いている段階で栗の部分となめらかプリンの部分が3層に。






シックな色合いのボーダープリン。

表面はスフレのようにしっとりふわふわで
真ん中はとろりとしたなめらかプリン、
カラメルに近い下の部分は栗のムースのような味と食感でした。

栗の量も焼き時間も適当だったので、
もう作れないかもしれない一期一会のプリン、
子どもたちにも好評でした。


2009年9月17日木曜日

栗を煮る


食欲の秋です。
栗1kg600円、「安い、買った!」とほくほくしながら持って帰りました。






熱湯にしばらくつけておくと鬼皮はむき易い。






重曹で何度も何度も茹でこぼすと毛羽が綺麗にとれます。
その後はじっくり砂糖と蜂蜜で煮含めていきました。
仕上げにブランデーを振り入れて一晩。

栗の渋皮煮のできあがりです。






渋皮、といっても、毛羽はもちろんアクも完全に抜けているので
渋みは全くありません。
ただただ、ほっくりしっとり優しい味がします。

そのまま食べるのももちろんですが、
お菓子やパンにもいろいろと応用できそうです。

でも手間がかかった分、一粒一粒が可愛くて
もったいなくなってしまいました。


2009年9月14日月曜日

バナナ酢生活


○○生活ばなし、しつこくてすみません。。
バナナ酢生活も続けています。

バナナ酢を食事の前に飲んでおくと、血糖値の上昇を抑える効果があり、
また黒酢のクエン酸、酢酸が疲労回復にも効果があるんです。

1年半ほど前からダイエット目的で飲み始めたバナナ酢、
飲まない日が続くと、なんだか体がだるい、ということに気がついて以来、
健康目的で続けています。
今では、1泊のキャンプにも持っていくほど。
飲んでおくとスタミナが違います。

材料はバナナ:黒砂糖:黒酢を1:1:2の割合で用意するだけ。
今回はバナナと黒砂糖を200gずつ、黒酢を400cc用意しました。

作り方はすごく簡単で、

まずバナナを輪切りにして、






そこに黒砂糖を入れ、






レンジで人肌にあたためた黒酢をどぼどぼ。






以上です。

一晩置いたら飲めると書いてあるレシピが多いですが、
私は念には念を入れて3日後位から飲んでいます。
保存は常温でOK。

ガラスが茶色く染まるほど真っ黒な純米黒酢がお気に入りです。






砂糖がたくさん入ってちょっとビビりますが、
精製されていない純黒糖は、体内に吸収されにくいらしいです。
そしてビタミンやミネラルの宝庫!

ちなみに、酢がなくなってお役御免になったバナナ。






食べることもできるそうですが、ちょっと勇気がありません。。。



いつも参考にしているのはこちら












2009年9月12日土曜日

ついにきた


思えば、ストウブを手に入れるずっと前から
鉄の鍋に興味があったのでした。

1年半前にポチッと注文していた魔法のフライパンが届きました。






油のなじみが良くて、使い込んでいないのに焦げ付き感ゼロ。

すばらしいです。
テフロン追放の日も近いか。



2009年9月11日金曜日

うちは無水の野菜カレー


ストウブがうちにやってきてから、カレーの作り方が変わりました。

水分がたくさん出るように、どっさりの野菜を使います。
今回は、にんじん、かぼちゃ、たまねぎ、じゃがいも、なすび、パプリカ。
全部コロコロのさいころに切ります。
うまみが出るようにベーコンをストウブでよく炒め、
野菜とニンニクを投入して、油が回ったらホールトマトを加えます。
コンソメキューブ2個くらいとローレルの葉、塩を入れて蓋をし、
野菜に火が通るまでコトコト加熱です。
お水は一滴も加えません。






と、ここまではラタトゥユみたいですが、、
野菜がストウブで甘く、おいしく煮えたら、
片栗粉とカレー粉を3:2であわせたものをお鍋の水分でちょっと溶いて加えます。

カレー粉と小麦粉を炒めたりする本格的なルーの作り方から見るとちょっと邪道ですが、
たいめいけんの茂手木シェフのレシピ本にもあるお手軽テクなのです。

ちなみに愛用のカレー粉は、インディアンカレーパウダーです。
香りが奥深くて専門店の雰囲気が出ます。






とろみが出たら出来上がり♪






簡単にできるのに作ったその日から2日目のカレーのお味。

子どもたちにとってのおふくろの味になるのかな〜?


2009年9月10日木曜日

オランダ石鹸置き


安藤雅信さんの器に出会った時は、衝撃を受けました。

日々の食器はイッタラとアラビアの白と決めていろいろ買い揃えてきましたが、
飽きがこないとは言っても、やはりそのツルンとした工業製品に
若干マンネリを感じているのは確かです。

そんなとき目にした安藤雅信さんの器たち。
オランダ皿、黒ピューター、白ピューター、銀彩ピューター、
どれもどれもとっても素敵で胸がどきどきしました。

やはり作家さんが丹精込めた手仕事の器はいいもですね。

これはオランダ石鹸置きです。







マットですべらかな乳白色のオランダシリーズは、
ぽってりとしているのにモダンで本当に好みです。
稀少でなかなか手に入らないから、
なおさら一生大切にしようと思う品です。

これをキッチンに置きました。






食器洗い機派なので、食器に残った屑などを落とすために
OXOの洗剤が入るブラシを使っています。
うちではそのブラシ置きになりました。

いつか、今度は、安藤さんの大皿が欲しいです。


2009年9月9日水曜日

いちじくの季節


この季節になると、お店にいちじくが並びはじめます。
いちじくって大好き。
食物繊維がすごく豊富で、
しかもビタミン、カリウム、タンパク質、カルシウムなども含まれていて、
一時期流行った朝バナナじゃないですけど、
一食をいちじくに置き換えるダイエットもあるらしいですね。

そんないちじくを使って今日はジャムを作りました。






アラビアのkokoボウルにてんこもり。
う〜ん、このまま食べたい。

そこに砂糖を振りかけてしばらく置いている間に、
今度はスコーン作り。






私は丸い抜き型を持っていないので、
うちのスコーンはいつもハートです♡

スコーンをオーブンに入れている間に、
ストウブを火にかけます。
20分くらい煮詰めて、これくらいの艶が出たらできあがり。
仕上げにレモン汁をひと振りすると色鮮やかに仕上がります。






いつも子どもたちが帰宅したあと、みんなで午後のおやつを食べます。
みんな今日あった出来事を口々に報告するので、
その騒がしいことといったら!

今日のおやつはこんなかんじです。








2009年9月8日火曜日

秋のリース


我が家の玄関扉は透明ガラスの引き戸です。
そこに秋らしくざっくりまとめたリースをかけました。






「ツルウメモドキ」という名前だそうです。

それにしても今日は残暑が厳しいです。
クーラーを極力つけないうちの二階のリビングは、室温が30度を超えていました。
日中、ふうふう言いながら家事をしました。
でも9月に入ってクーラーを使うのは、
なんだか負けを認めるみたいで嫌なんですよね。
(単にケチなだけとも言う)

今日は自家製の赤しそジュースが美味しかった!









2009年9月7日月曜日

今週のキャンプ飯


2週連続になってしまいましたが、週末はキャンプでした。

「せっかくこだわりの家を建てたのに、なんでうちって毎週わざわざ山に野宿に行くんだろうね?」
と夫と話しましたがなぜでしょうねぇ。
地方だから家のまわりでも十分空気は美味しいし、緑もあるし、
夜だって静かなのに。

ただ、一ついいな、としみじみ思えるのは、家族がぎゅっとまとまる感でしょうか。
みんなで薪を探して、火を熾して暗くなる前に夕食をとり、
夜は火を囲んでおしゃべりをして眠くなったら一つの空間で眠る。
朝は鳥の声で目が覚めたらまだ5時台。
だんだん明るくなる中でコーヒーを飲んで
家族が全員起きてきたらみんなで朝食の支度。
テレビもパソコンも洗濯も掃除もアイロンかけも、
見なきゃ、やらなきゃ、っていうものがまわりに何一つないので、
山にいる間は時間がのんびりゆったり流れます。
そんな時間が病みつきになってしまったのは確かです。

そんなわけで行ってきたキャンプ、今回はストウブを2つ持っていきました。






右の24cmではパエリアを炊きました。
炊きあがり、いつもの炊き込みご飯のようにがっとかき混ぜかけて、
「あっ、パエリアって混ぜないんだっけ?」
ちょっと崩してしまいました。






左の20cmではフライドチキンを作りました。






ダッチオーブンで揚げ物、って蓋を閉めて揚げるらしいです。
ストウブも蓋をして揚げてみたところ、
ジュウジュウと音はすごかったですけど、ふっくらジューシーに揚がりました。






翌朝のメニューは、夕食の残りのミネストローネにショートパスタを入れたものと、
ハムとチーズのホットサンド。






さすがに今週末は行かないと思いますけど、今月は5連休が!
2泊か3泊、ゆっくり泊まってくるのが今から楽しみです。



2009年9月4日金曜日

蒸篭生活


ストウブと平行して、うちでは蒸篭も調理にたいへん重宝しています。

私は30cmのヒノキのせいろと照宝の蒸し板を組み合わせて使っています。
これなら専用のお鍋がなくても、ストウブ君で対応できます。






これは24cmのピコココット。


昨夜はカボチャのサラダを作りました。
ポテトやカボチャ、サツマイモなど、
ストウブでも蒸かすことができますが、底にほんの少し水分がないと焦げ付いてしまう。
その点蒸篭は、焦げ付く心配もなくホクホクに仕上がるので、
蒸しに関してはこちらの方が上か、と思っています。






蒸かし芋、栗おこわ、じゃがバター、土瓶蒸し、、
秋は蒸篭が活躍する季節です。


2009年9月2日水曜日

粋な内祝い


出産のお祝いをあげた友達が、内祝いを持って訪ねてきてくれました。






この帆布の袋の中身はお米です。
出生体重3040gだったから、3040gの今年の新米なんですって。
思わずだっこして、ゆらゆら揺れながらおしりのあたりをトントンしてしまった(笑)






中のラベル表示の内容量も3040g。
普通こういうのって半端数字はありえないから、ちょっとおもしろい。






この静岡県の森町の堀内さんの作るお米は、
減農薬で生産者の顔の見えるお米として毎年今の時期だけ買える希少なお米です。
今年は特に天候不順で収穫量が少なかったと思います。

それでなくても友達のベビちゃんの3040g、
1gたりとも無駄にしないで大切にいただきたいです。

こんな粋な内祝い、真似してみたい。
でも4人目はさすがにちょっと無理か。


2009年9月1日火曜日

ストウブでチキンソテー


ストウブを手に入れて3ヶ月。

炊飯、煮込みなどに活用していましたが、
ここで初心にかえってシンプルにソテー。
皮はぱりっとしているのに中はジューシーで肉汁があふれ出るチキンが焼けました。





大事な基本は三つ。
ストウブを底の色が変わってくるくらいカンカンに熱すること、
鶏肉を焼く少し前に冷蔵庫から出しておくこと、
身の厚い部分を開いて厚みを均一にすること。

油をひかないで皮の面から焼きました。
動かしたいけど3~4分じっと我慢すると、
ぱりぱりに焼けた皮目が現れます。

お弁当のおかずにするにはもったいないくらい。